新・最後のアジト




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新・最後のアジトact.28 「朦朧のピアノマンに誕生日のワルツを」

今回は意識がもーろーとしております。風邪のための高熱で朦朧と執筆しております。
タバコがなぜか美味しく感じます。ノドが乾くのでブドウジュースを。飲んでおります。

先日のカオル誕生日ライブ「ヒッピーバースデー」はとても気持ちよく唄えマシた。
カオルはステージに上がる人の中ではいちばんピアノがヘタクソなのですが
そんなカオルでも「やっぱいい。グランドピアノはいい。なんだか親密だ」と感じるのです。
よくも悪くも素直に感情のままに響く。
よく磨かれた鏡のように一切の虚飾・マボロシを映さず。
素敵な感触だ。白と黒の色合いも好きだ。昔からよく知っているような気がする。
どうしてもエレクトリックピアノだと「プラスティクでスイッチを押す」という感覚で。
物足りないんだな。でもグランドピアノは「それ自体鳴る」だからな。
グランドピアノとそれがはいる部屋が欲しい。

モーローとしておりますのでまとまった長い文章はムリです。
そういえば締切りはとっくに過ぎております。スタッフの皆様誠に申し訳。ございま。せん。

ライブ終了後の打上げでスタッフがケーキをくれた。暖いロウソクを6本乗せて。
吹き消すときはちょっと照れ臭かったけれど嬉しかった。沢山写真を撮られた。

もうろうと意識の中で考えた小難しいこと。

流れてないと水は腐る。ゆっくりでもかまわない。
とにかくオレは今自分の「可能性」を知りたい。ほらな。
「可能性」とかダサいだろ。オレはこう言う。オレは今自分の「身の程」を知りたいと。
身の程を知らなけりゃ身の程知らずな冒険も出来ないしな。
とにかくそんなオレの踊り方を見守って欲しい。出来ればとても長く。
うまく言えないけどきっとオレは音楽が鳴っている間は踊り続けねばならないのだ。
でもそれはしんどい。だから拍手が欲しいのだろう。

来年も素敵な誕生日ライブが出来ますように。

おしまい。
   
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