わたしがずっとカオルさんのお話をしてきた友人かつ弟子が
一度本物のカオルさんを拝見したいと言っておりまして。
じゃあライヴに拉致しようかなと思っているのですが、
「一人弾き語り」か「メンバーいるバンド」か。
または「イベント」か「ワンマン」か。ライヴに行こうよと勧めた訳ではないので、
はっきり「行く」との返事はもらってないのですが、
生カオルさん初の人を連れていくにはどんなライヴがお勧めでしょうか。
（お勧めされたライヴにはもしかして　行けないかもしれないんですが・・）

トモダチに宣伝してくれているとはとてもありがたい。
のだが。
この質問はオレにとって非常に「厄介」な質問だ。

オレは日記などに
「いつ死ぬかわからないから
　ライブは常に全力でその日のベストを尽くす」と書いているんだ。

つまり「ぜんぶおすすめ」なんだな。
「５００円しかギャラ払えないから適当にやって」
「５００万円払うからいいライブをお願い」
もちろんたくさんもらえたらばうれしい。
でも「適当にやる」というのができない。
その日のベストでやるから。ひとりでもお客さんがいれば全力で唄う。

バンドのメンバーやイベントのタイプで選曲は変わるけれど
「唄うことへのモチベーション」はいつもベストなんだ。
もちろん個人的に「今日は声が出なかったな」や「予想外にうまく飛べたな」はある。
でもお客さんの反応が「比例　同じ」とは限らない。
ベストのつもりでやっても「結果」は自分でも違うし
ダメだなと感じたライブでもたくさんのヒトによかったと言われる時もあるし
今夜はすごく楽しかったと想ってもアンケートもCDもまったく売れない夜もある。

そして「来れるかどうかわからないトモダチ」に対しては回答不能だ。
もう少しトモダチの「パーソナリティ」みたいなものがわかれば答えられるかもしれない。
例えば「ライブハウスに行ったことがないヒト」だったら
「バンドの大音量より弾き語り」をすすめるかもしれないし
「対人恐怖症／閉所恐怖症」だったら「広い空間の場所」をすすめるかもしれない。

あえて答えるのなら
「そのヒトの都合とライブの日がピッタリあった日」がおすすめだ。
その日のライブを観てトモダチは「？？？」かもしれないし
これからずっとカオルを応援してくれるかもしれない。
オレは「出逢いや縁」というものをそう考えている。
意図的に演出できるものではない。

他のバンドマンはなんと答えるかわからないけれど
カオルには「苦手な質問」なんだ。
オレの感覚だと「演じる側におすすめを訊ねる」はどうなんだろうと。

オレは偏屈だ。
「まだ１０人の予約もないワンマンをすすめたらいい」と想うが
なんかそういうのは嫌なんだ。

下記に簡単な小話を。


料理屋がふたつある。
「今夜のお薦めは？」と訪ねる。
ある店は「今夜はマグロです（予想外に売れなかったので今夜中にさばきたい）」だ。
ある店は「ウチはぜんぶお薦めです（自信過剰や傲慢とも言える）」だ。

同じ料金を払うならハッタリでもオレは後者の店を選ぶ。
いずれにしても喰って気に入らなければ２度といかないし
自分の「好み」に合えばまたいくだろう。

以上。

私は、恋をしたことがありません。　
”恋”ってなんですか？　

わかんねーんだ。　
オレもさっぱりわかんない。　
さらに「恋人」とかよくわかんない。　
　
昔は「恋をしていた」と想う。　
　
でも他の誰でもなく　
特定の相手を想うとドキがムネムネしたり　
話したりすると嬉しかったり。　
　
オレは中学の時に恋をしていた。　
授業中にその女生徒が外で体育とかしている。　
オレはカノジョを見つめるんだ。　
するとな。　
他のものはいっさい目に入らずに　
「カノジョだけしか見えない現象」が起きた。　
　
恋をしたらきっと「これかぁ」ってわかるよ。　

カオルさんはいつも「神様なんてヘーこいてプー」と　
おっしゃいますが、神様について唄っている唄が多いように感じます。　
神様が嫌いなのですか？　
興味がないのですか？　
それとも神様についえ知りたくて仕方ないのですか？　

まずオレは「神様」とは　
「名詞」ではなく「形容詞」だと想っている。　
なんとなくさ。　
「おおきな流れ」とか「未知のソンザイ」みたいな　
カンジがする出逢いとか状況のとき　
オレは「ああ。神様っぽいなあ」と想うんだ。　
　
あえて神様を名詞に例えるのなら「太陽」が神だ。　
キリストも仏陀もアラーも　
この地球にいのちを芽生えさせた太陽がいなかったら　
存在していなかったのだから。　
　
昔々。世界各地で１５人ぐらいのヒトが想いました。　
「なんだろう？なんというか。ヒトの生き死にとか。　
　うーん。我々はなにかとてつもなく大きななにかに　
　生かされたり殺されたりしている。　
　月は欠けてまた満ちていく。陽は昇り沈んでいく。　
　なんか。すごく。なんかある。気になる」　
　
その１５人はその「考え」をさらに追求して　
他のたくさんのヒトにお話をしました。　
でも「なんかあるんだよ」じゃ伝わりにくいので　
わかりやすくするために「神話　想像しやすい象徴」をつくりました。　
その神話や象徴には仏陀もアラーもキリストもでてきます。　
　
オレは「つまりねっこは同じだ。その地域や宗派によって　
細部は変化しているけれどねっこはおなじだ。　
なにか自分たちではどうにもできない未知なる偉大なチカラが神なんだ」　
その「大きななにか」をある地方ではアラーと呼び　
別のところではキリストと呼んだり仏陀と呼んだりする。　
ちいさな部族は大きな樹木を神と呼んだり　
特定の動物を神の使いと崇めたりだけど「ねっこは同じ」だ。　
オレはそう考えている。　
　
神様は嫌いじゃない。　
だけど「神の名の下に戦争」をしたり　
政治に利用したりお金をカンパさせるヤツらが大嫌いなんだ。　
「献金するといい。我々の考えが唯一正しい」　
そういう「敬虔な信者の幹部と妄信的な信者」がゲロゲロパーなんだ。　
　
だいたい「その宗教の信者しか救済しない」ってのは　
あまりにもセコい神様だと想わないか？　
　
オレはある時期に宗教関係の本を読みあさったことがある。　
中沢新一さんのが文章としてもいちばんおもしろかった。　
　　　
オレは神や偶像など必要ない。　
太陽と月とレインが毎日元気ならそれでいい。　
　
オレが歌詞で神様を多用するのは「便利だから」だ。　
ほとんどのラブソングには「愛だ恋だ」って出てくるだろう。　
あまりにも出てくるから目立たない。　
でも神様は目立つ。　
そして「神様を多用」することによって　
「愛」と同じように「形骸化」していく。　
それが面白い。　
　
でもそろそろ「神様ネタ」は尽きたかな。　
　
個人的には「チベット仏教」と「アボリジニー（オーストラリア原住民）　
の考え方が好きだな。入信はいかなる神にもしないけれども。　
　
チベット仏教では「生まれ変わり」が前提になっている。　
そして五体倒地といってアタマ／両手足を地面につけながら　
お祈りをするのが日課になっている。　
我々が暮らす「現世」は苦しい。　
だから生まれ変わりを繰り返し修行を積み　
いつか「生まれ変わらずに安息の場所」にいけるようにと暮らす。　
　
肉体は「タマシイの入れ物」と考えているので　
遺体は丘の上に置き鳥に食べさせる。鳥葬。　
そのヒトが持っていた財産がお坊さんへのお布施となる。　
　
オーストラリアの原住民は約３万年習慣を変えていない。　
その森の中にあるものだけを食べて暮らしている。　
１日に１度「ドリームタイム」という瞑想と言うか昼寝みたいな時間。　
そこで「おおいなるなにか」と一体になる練習をする。　
彼らは「年齢がある時期」に達すると　
「生前葬」みたいのをやりみんなとさよならして　
山の奥の聖地へひとりだけでいく。　
そこで朽ち果てるまでひとりきりで過ごす。　
その間に「よき想い出」させも整理し最後の時を迎える。　
　
オレは俗物だから欲望も多く修行も嫌だけれど　
もっと「死は特別なコトじゃあない」と想って生きていきたい。　

満月に犯罪が多いというのは本当でしょうか？

わからない。
でも動物にはいろんな影響が出るようだ。
不思議な動作をしたり産卵をしたり。
また海の水の状態も変わる。
だから人間になんらかの影響があってもおかしくはない。

恋人と、ぶつかりあうことが最近増えました。
恋の達人カオルさんに、うまくやる方法を、教えてもらいたいです。

「恋人とうまくやる方法」はオレが知りたい。
最近またオンナに逃げられたしな。
　
付合いはじめた当初はお互いのことをまだわかない。
だから趣味嗜好なんかで話し合いぶつかり合うことが必要だ。
そうやって互いを理解していく。
ただ。
そのぶつかり合うところなんだけど。
例えば「わたしの前でおならしないでね」とか
「オレといる時は口紅しないでね」とか
「簡単にストレスなく直せるもの」ならいいんだ。
でも。
「そのヒトの美学　価値観　ネッコ」みたいなもの。
そういうのはたぶん直せない。
「カオルさん。唄をやめてバイトしてもっと豊かに暮らしたい」と
言われてもできないし
「世間や時代に文句言ったり好き勝手やらないでね」も困る。
　　
そういう「互いの軸」みたいなことでぶつかるのなら
オレは「解散」をすすめる。

人間がのらねこさんにエサをあげることについて、どう思いますか？
「えさを与えるなんてことは人間のエゴだ」「自己満足だ」と言う人がいます。
確かに、そうかもしれません。　
人間がねこさんのことを上から目線で見てるような行動かもしれません。
というか、“あたえる”という言葉を使うのはねこさんにちょっと失礼ですよね。
でも、お腹のすいた顔をしたのらねこさんと出逢った時、
自分の持っている食べ物を「よかったら、コレどうぞ」と差し上げることが
、悪いことだと僕は思えないのです。　
“一緒に住むこともできないくせに、その場限りのやさしさなんかで
食べ物なんか与えちゃダメ”って言うことなのでしょうか？　

でも、たとえば、お腹をすかせて今にも倒れそうな人がいて、
自分が何か食べるものを持っていたとき、
その食べ物を自分と半分こして一緒に食べることは、
けして悪いことじゃないと思うのです。　
私たち人間なんかがあげなくても、
きっとのらねこさんたちは自力で生きてゆけるのでしょう。　
でも、「コレおいしいんだよ。あなたも食べてみる？」と話しかけることが、
そんなに特別なことだとは思えないのです。　
のらねこさんに食べ物をあげることは、本当に人間のエゴなのでしょうか？　
かおるさんはどう思いますか？

これは「神の領域」の問題だと想うがオレなりの回答を。
さっきアップした「カミュと太陽詩人」にも書いたのだが。
　
基本的に「ニンゲン以外の動物」というのは
自力でエサをとって食い生きる。
そしてその「能力」がなくなったり怪我をした動物は死ぬ。
　
しかし「のらねこ」というのはちょっと例外なんだ。
いま「野生の猫」というのは沖縄の孤島にいる絶滅寸前の猫しかいない。
つまりのらねこは変なカタチで人間社会と関わり
「人間の与えるエサ　すてるゴミ」などで生きるようになった。
これはいい悪いではなくただの事実だ。
カラスもそうだ。
　
「責任とれないのにエサをやるな」という理屈もわかる。
でもそういうヤツらに限ってコドモにせがまれ
「可愛いからちょっとだけ」と「動物園の動物」にお菓子をあげたり
ハトにポップコーンをあげたりする。
　
「エゴ」という問題は話しが長くなりすぎるので割愛。
　
のらねこにエサをあげるのならば
なるべく「猫用のエサ」がいいと想う。
人間の食べ物には化学調味料や塩分や油分がたくさん入ってるから。
　
オレは冒頭で「神の領域」と書いた。
例えば「死期をわかっている猫」「エサをとる能力がない猫」は死ぬ。
それが「自然」だから。
ゴミ箱をあさる能力が少なければ寿命は短い。
しかし人間が「慈悲」をあたえる。
この行為は「ガンなどの延命措置」と似ている。
また猫にタマネギや刺激物やイカやタコは厳禁だ。
それを知らずに｢さきいか」とかあげたらそのネコは病気になるかもしれない。
　
そういうコトをある程度学んでから
もう１度「のらねこにエサをあげる」というコトを考えたらどうだろう。

ふむ。結論を先に言えば「正解はない」だ。
リトルフットさんのいうように「モラル感　それぞれの楽しみ方」だからね。
　
つまり「正義　美学　倫理観」が衝突したわけだ。
ヒトは生きていくために「持論　美学」などがないと生きていけない。
そしてそれをつらぬきたいと想うだろう。
しかし。
それがぶつかり合った場合は
中東地区の戦争のように「自分たちが正しい」になってしまう。
個人的には「自分が観られなくても争いを避けた行動」は好きだよ。
　
価値観やモラルや正義など場所と時代であっさり変わる。
日本でタバコのポイ捨てをしたら罪にはならんが嫌なカオをされる。
かなり高額の罰金をとる国もあるし
なんと「奨励」している国もあるんだ。
吸い殻を拾って新しいタバコをつくりそれをタバコ屋に売る。
そんな仕事しかないヒトのために。
　
オレがライブハウスをやっていた店では
「本日はオールスタンディング」以外は必ずイスを用意していた。
疲れてるヒトもいるだろうし好きな場所に移動できるから。
ラママはすり鉢状だから確かに死角ができやすい。
　
対処法としては店員に事情を話してイスをもらうか。
またB子さんに「実は〜なので少し横に移動して頂けませんか」と頼むか。
でもこのふたつの方法は「もっと不愉快な目に遭う可能性」がある。
　
オレは昔よく脚が悪いヒトと行動していたことがある。
最終的にそいつは「リュックとセットになってる携帯組み立てイス」にした。
電車の中でもどこでも疲れたらそのイスに座っていた。
　
カオルとしては「攻撃　他人に要求」よりも「自衛」の方を勧める。
　
ちなみに塚本晃がブログで「正義」について書いていた。
好きな感覚だったので興味のある方はぜひ。
　
http://diary.tsukamotoakira.net/

まずオレは「よかったね」と言う。
あのね。
もっとヒドい時は「ココロが凍った自覚」がないんだ。
あれば対処ができる。
　
オレはもちろん比喩として「ココロが凍る」と言ったが
正確には「興味の消失　感動感激なし　無感覚　涙も出ない」だったな。
　
本当に個人的な意見になるが。
　
こういう時にオレもよく想ったんだ。
「なぜ凍ったのか。いつまでつづくのか。早く解放されたい。楽になりたい」と。
そしてもがいたりする。
なんとか「回復」しようと試行錯誤する。
　
オレの場合は「逆効果」だった。
　
「よくなる」ことは考えない。
「これ以上悪くならないように」だけを心がける。
自分が好きなものに徹底的に依存してただ「時間をやり過ごす」しかない。
オレは何度もクリアしたゲームをずっとやっていた。
　
誰になんと言われようと無理は禁物だ。
また「他人の戯れ言」には耳を貸さない。
仕方がないんだ。凍ってしまったのだから。
開き直っていい。
　
でもやはり「誰かに迷惑かけてる」みたいな「罪悪感」もある。
だけど「どうにもならいんだ」の状態。
　
いつかそれが「逆転」する時が来る。
「どうにもならない」より「罪悪感」の方が強くなる時が来る。
それは「はじまり」だ。
そうなったら借りを返しにいこう。
オレの場合は活動休止をやめて
飛べるかどうかわからない高さのハードルだったけどライブをやった。
　
堂々と怠けなさい。
徹底的に怠けなさい。

磯崎か。これは私信のようだがここに投稿すると公開される。後悔しても遅い。
会うのはかまわんが名古屋だろ。
こっちに来る予定があったら連絡くれ。
　
オレが「詩の師」か。
まあいい。ダサイ詩は書くなよ。
ロックじゃなきゃダメだぞ。
なまったるい詩を書いたら弟子クビだからな。
　
オレは酒をやめたんだ。
オレと会う時は飲むな。
酔って電話もするな。
　
とにかく前から言ってるように
「アシタのことなど考えずに分厚く今日を全力で生きろ」だ。
作家ならヒトヤマ当てろ。
どうせやるならヒットを打て。
ホームランも狙え。
そしてオレにちょっとお恵みしろ。
　
作詩をするなら「唄本」みたいのを買え。
それで「売れ筋の流れ」をチェックしろ。
そしてその流れを意識しつつ「新たな世界観」を提示しろ。
曲も然りだ。
「自分の個性」を出しすぎるな。
まず「唄うアーティスト」に「似合うコトバ　内容」を意識しろ。
そして常に「歌詞のビート」を意識しろ。
内容がいいのは当然でとにかくコトバのリズムが最重要。
　
オレは基本的に「作家廃業中」だ。
上記のことがオレの性格に合わない。
唄本を読んでもオレのかわりに採用された詩をみても
オレには「オレの方が確実にいい」と想った。
そして「カオルの足跡」を残したがる。
作詞家には不向きなんだ。
　
まあいい。
　
達者でやれ。

まだ決まっていないんだけれど
個人的には春からゴールデンウイークぐらいに
行きたいと想っている。
そんときは「友達１００人」だからな。ちょー。

靴下のことは意識したことなかった。
たぶん右からの方が多いような。
それにしても「靴下」なら「靴の下」にあるべきで
靴の中で履くのだから「靴中」が正解では？
　
土日の方がお客さんが集まりやすい。
でも東京だと現時点でたいていのライブハウスは
４月ぐらいまでいっぱいだ。
お店も週末が稼ぎ時だから「人気のあるアーティスト優先」傾向。
　
オレは不人気なのでなかなかむずかしい。

スマートというかガリガリだけどこれは体質によるだろう。
食欲は原始的な欲望だし
ある意味ストレス解消でもあるからなあ。
よし。
タバコ吸え。ロングピース１日２箱。
食欲落ちるしタバコは「栄養の吸収を悪くする効果」があるぞ。
それと間食はノンカロリーゼリーとかがいいんじゃないか。
オレは我利我利で貫禄がなくて困ってるよ。

名古屋と大阪でオレは海賊みたいなコートでライブしたな。
基本的にオレは極度の寒がり。
そしてライブをやって「汗だく」じゃないとやった気がしない。
だからオレはステージの空調を切ってもらう時も多い。夏でも。
いまの時期だと素肌にコートはちょうどいいかな。

あるよ。
まず早寝早起きだな。
ライブの時は難しいけれど２４時には眠っていたいし
朝は８時にレインのご飯をあげたい。
　
あと「どんなシャツでもズボンに入れない」とか。
ツメはいつも短く切るとか。
　
波長の合わないニンゲンと逢ったり
自分が不愉快になりそうな場所には極力行かない。
　
それと「過去」にこだわらない。
「過去の栄光（少ないけど）」も「過去の過ち（多すぎる）」も
訊かれない限りあまり自分からは話さない。
　
身も心も「シンプル／ソリッド」でいたい。
ただシンプルと「イージー／easy」は似てるので注意している。
また身も心も「柔軟」でいたい。フレキシビリティ。
　
あとは。
「薫子（君子）危うきに近寄らず」だな。
それと「覚悟」かな。
「自分もレインも必ず死ぬ」という覚悟。
仲間や両親も必ず死ぬ。例外はない。
　
これが「鬱病であり依存症であるカオル」が
ここ数年で身に付けた「モアベター」な心構えかな。
　
では。

ふむ。誠に残念だが「おっしゃる通り」だ。
しかしかなり正確な情報だな。隠密の暗躍。
　
高校３年生の時に廊下でタバコを吸っているところを発見され
２度目の停学になった。
ミチコママも呼び出されて
「学校では吸わないようによく叱っておきますから」で。
　
けっこう長い休みだからヒマになるので
当時バンドマンが吹きだまっていたヨコハマのスタジオへ行く。
先輩のKさんが「カオル。なんかしょぼくれてんな。どうした？」
「停学でまあ正直スッキリしないっていうか」
「そうか。じゃあスッキリしにいこう」と多摩川へ。
　
Kさんはいきなり改造拳銃をオレに渡し撃てと。
そしたらスッキリするからと。
笑いながら的がわりに空き瓶とかを高架下に並べる。
しょうがないからやけくそで撃った。
想っていたよりすごい反動でビビった。
でもちょっとかっこわるいからもう１発。
怖かった。人を殺せるんだなこれはと感じた。
　
Kさんが「もっとちゃんとした撃ち方」を教えると言ったが
ぶん殴られるのを覚悟で断った。
Kさんは微笑んだ。「それが正常だよ。ちゃんとバンドやれ」と。
　
いまでは「夢の中のこと」みたいに感じている。

携帯電話は便利だ。好きな場所から電話ができる。
誰にいつかけたのも相手の番号もわかる。
留守番電話もついているし
ボイスレコーダーというのはメロディーのアイデアに重宝。
電卓やアラームやシンプルなゲームもついている。
　
回答は「上記以上の機能が必要ないから」だ。
　
携帯で写真を撮ろうともテレビを見ようとも想わない。
迷惑メールも面倒だし検索すると「広告」が嫌だ。
オレの携帯はドコモでドコモ同士ならショートメールができる。
でも打つのが猛烈に遅い。
iPodを聴きながら４行ぐらい打つのに３曲ぐらいかかる。
　
ちなみに携帯を持って１０年以上過ぎたがまだ３台目だ。
基本的に「用件以外の電話」は好きじゃない。
夜は２３時を過ぎると電源を切ってしまうことが多い。
　
おしまい。

意図というかなんというか。
なんとなくの理由はあるよ。

いまは「変換」というものがとても簡単にできるようになった。
便利でよいところもあるのだが
あまりに手軽で不必要に漢字が多くなるカンジがするんだ。

例えば「片仮名」を文章中に多用する傾向にある詩人。
と書くより
たとえば「カタカナ」をあやつるカンジが詩人のヤリカタ。
と書いた方が内容は同じでも「オリジナリティ／柔らかさ」がある気がするんだ。

ホントは「フリガナ」を多用したいんだ。
「オトコの手口（ヤツのヤリカタ）」みたいに。

「当て字」も好きだ。
夏目漱石も多用している。
「うそぶく」というのは漢字にすると「嘯く」になる。
オレはフリガナをつけるか誤用を承知で「嘘吹く」と書きたい。

なんでもかんでも漢字変換すると文章が重くなる。
例。１行目の文章。

今は「変換」と言う物がとても簡単に出来るようになった。

比べてみて欲しい。

針金ロボットね。そのつもりだよ。
しばらく作っていなかったんだけどまたやりはじめた。
いままでの作品はHPの美術館で見られる。
それらはすでにたくさんのヒトに買って頂いた。
　
基本的にはライブ会場でうるんだけど
通販もしようかなあと考えている。
その場合はカタログみたいなものを作ろうと想うんだけど
同じものは作れないから「早い者勝ち／高値のヒトへ」とか
「予約」とかいろいろどうしようか迷ってる。

それはセッションかな？
セッションだったら「デイドリームビリバー」だよ。
モンキーズの曲に清志郎さんが日本語訳して唄っている。

たまに「カオルはセクシーだ」と言われることがあるが
自分ではどこがどうセクシーなのかさっぱりわからない。
だから秘訣は答えられないんだ。
それに「健康／スキンケア／ヘアケア／ダイエット」など
そういうことは一切やってないからな。
　
とりあえず「レインが魔法をかけたから」にしておこう。

カオルの回答

これについてカオル日記の初期に書いたことがある気がする。
　
ひと言で言ってしまうと
「起こったことは、すべて正しい。
　また、正しいと想えるように、ヒトは生きていくべきだ」だ。
　
例。
ある女性。１０年間で１０人のオトコにヒドいふられ方をした。
嫌な想い出しかない。
でも１１人目のオトコは見た目は自分の好みと正反対だったけど
自分をすごく理解してくれる素晴らしいヒトだった。
その時に彼女は想う。
「もし１０人のオトコが適当に優しかったら
　わたしは１１人目のオトコの素晴らしさがわからなかっただろう。
　いま想えば１０人がみんなヒドいことをしてくれたおかげだ。
　イエス」
　
会社が倒産して一家離散になるヒトもいれば
逆に家族が結束して「もっと素敵な状況」になるかもしれない。
　
物事を「点」で判断してはいけないんだ。
「点」を結んで「線」にする。
　
オレはもう厳しい鬱状態になりたくないけれど
いまになってみれば「ウツになってわかったこと」もたくさんある。
リンダは「身も心も健康」だったら書けなかっただろう。
　
たまに近所の叔母さんなんかが話している。
「夢太朗君は（仮名）音楽にすごく才能があって勉強もできて。
　でもおとうさんが亡くなったから家業を継いだでしょ。
　あのまま音楽を続けていたらきっとすごい音楽家に」
　
オレは「違うな」と想う。
「偉人の伝記」などを読むと
ほとんどが「お父さんが亡くなった　戦争が　貧乏で」とか
そういう「マイナス要因」も含めて
「結果的に異人になるようにすべてがあった」と感じる。
　
さらに別のことも想う。
「夢太朗君は音楽の才能があったかどうかしらないけれど
　家業を継いだ人生の方が楽しかったらそれでいいじゃないか。
　彼は本来は平凡にむいてたのかもしれない」と。
　
誰にでも「アクシデント」はある。
無傷でずっとしあわせなヒトはとても少ないと想う。
問題は「そのアクシデントの処理」だと想う。
「教訓」にして次のチャンスを狙うか。
「トラウマ」になって苦しむか。
　
オレは鬱病になって４０歳を過ぎて
ほんの少しだけど「人の気持ち」を考えられるようになったよ。
　
おわり。

カオルの回答

オレが日記などで多用する「ブイーン」のことだよな。
決め台詞というか困った時には「ブイーン」でなんとかなる万能薬かな。
　
はじめは「脳が回転し始める感覚」として使っていた。
それ以外にも文末で使用する時は
「これからアクセル踏んでゴー」な感じ。
あとは「閑話休題　話題を変えて　by the way」の代用かな。
　
残念ながら自動ドアではない。
自動ドアに擬音を使用するなら「シュイーン」かな。

カオルの回答

とても難問だな。
まず「生かされている感じか？」には「そう思う」と答える。
　
ヒトが生きていくには食事を摂らなければならない。
それらは主に「他のいのち」だ。
フグは高い値段でアジなどは安く市場では取引されているが
それは「市場の原理や付加価値」の問題で
「おなじいのち」という点ではかわらない。
　
しかしどんな安い食事でもそれを「買う資金」か「食事提供者」が必要だ。
オレはよい仲間に恵まれているので「喰えない苦労」はなかった。
　
　
酔っていた頃は体調が悪かった。
医者に「これ以上１年飲酒したらいのちの保証は出来ない」と言われても
さらに２年ぐらい飲み続けていたし。
泥酔して冬の雨降りに路上で寝てしまいマジで「寸前」だった。
飲んでふらふらで階段から２０段ぐらい後ろ向きに落ちたのに無傷。
１９歳の時に原付バイクに乗って赤信号で停まっていた。
後から猛スピードのノーブレーキの自動車に追突された。
だるま落しのようにバイクだけが飛ばされてオレはボンネットの上。
多少の打撲と軽いムチウチだけ。
睡眠薬を１００錠飲んでも助けられた。
　
その他にも「死んでもおかしくない状況」というのはけっこうあった。
でもしぶとく生きている。
健康診断に行ったけど中性脂肪が少し高いけれど他はぜんぶオッケー。
肺がんの気配もないらしい。
　
「オマエはまだ死なせない。
　まだカオルはなにひとつやり終えていないじゃないか」
　
唄ったり書いたりするのは生きる愉しみになっている。
みんなが買ってくれたCDなんかで助かったこともある。
　
オレは「生かされているなあ」と想うよ。
本当に感謝している。
　
　
そして「生きている感じ」という質問だが
これには「わからないんだ」と答える。
　
「夜間飛行」や「星の王子様」を書いたサンテクジュペリという小説家は
趣味が「夜の自家用飛行機」だったらしい。
いつもギリギリの燃料だけをつんで真夜中の空を飛ぶ。
かなり危険な行為なのだが彼は「その時間だけ生きている気がする」と。
「星の王子様」の冒頭の「不時着のシーン」は体験らしい。
結局彼は「飛んだまま」でまだ戻ってきてないらしいが。
　
常識的に考えればオレは生きている。
心臓は動き腹が減り飯を食いクソをして眠る。
嬉しければ笑うしレインにツメを立てられたら痛い。
　
でもな。
「生まれてからずっと同じ１日」って感じるときもあるんだ。
また「ずっと夢の中にいる」という感じとか。
疑似感覚というのかな。
　
１３人ぐらいに「本当はカオルは死んでるんだぜ」と言われれば
「やっぱそうなのかあ。おかしいと想ったんだよな」と答えてしまうかもしれない。
　
　
でも生きてる感じがしようがしまいが
結局のところ「唄えるまで唄い続け　書けるまで書き続けるだけ」だから。
生きてても死んでても夢の中でもあんまり関係ないかな。
　
おわり。

カオルの回答

まず１ね。
主語がないけど勝手に「詩や曲のタイトル」と判断して話をすすめるぞ。
　
「後で後悔」ね。
当たり前だな。
「先に後悔」はできないからな。
　
いきなり厳しい言い方をする。
「その楽曲の芯／軸／骨格／トータルイメージなどが
　しっかりしていればタイトルをつけるのに困ることはない。
　困るとしたらその楽曲自体がまだ未完成ではないのか」
　
これがオレの持論だ。
　
例えば。
カオもスタイルも凡庸で
言葉遣いも話題も無難で
名前もありふれている友達には「あだ名」がつけにくい。
特徴がないから。
　
背が低ければ「ちびすけ」。
目がつり目なら「きつね」。
おしゃべりなヤツは「スピーカー」
　
わかるかな？
　
オレはタイトルをつけるのが好きだった。
例えば「サーカスの来ない街」。
タイトルだけでいろいろ想像できる。
「サーカスが来てもやれるスペースがない街？
　サーカスが来ても誰も見物に来ないような街？
　サーカス団がこの街は嫌だなあと通り過ぎてしまうような街？」
　
ちなみにこの曲は「助詞」で苦労した。
「サーカスが来ない街」
「サーカスも」
「サーカスは」
すごく苦しかったな。
　
わかるかな？
　
最近のオレはタイトルを出来るだけ簡略化しようとしている。
　
リンダ。
シェリー。
カンケリ。
　
リンダなんかはいい意味で「タイトル候補が多くなる」内容だ。
例。
「生きていればいいのか？」
「リンダの下着が黒い事情」
「日曜日のサザエさんと土曜日のリンダ」
「娼婦の平日」
　
でもなんだか面倒になってきて「リンダでいいや」と。
　
（たとえば１番の週５日働くヒトと
　２番のリンダが「同一人物」とは考えられないだろうか？
　彼女は普段はいわゆるOLとして働いている。
　しかしその５日間の拘束時間はリンダにとって「死んでる時間」かも。
　土曜日に身体を売る時に「わたしにしかできないこと」と感じている。
　その時間だけわたしは必要とされ生きている実感があると。
　「本を読みながら」というのは小説ではなく「仕事の本」かもしれない）
　
まとめ。
　
その楽曲の軸がしっかりしていればタイトルに困ることはない。
その楽曲をひとことで言い表せるコトバがない曲は
全体のイメージが曖昧で散漫な場合が多い。
　
以上。
　
　
次は２ね。
　
新しい唄でも古い唄でも
オレの場合は「作った当時を想い出す」ということはないかな。
その曲がいつどんな状況で作られのかはあまり関係がない。
　
極端な言い方をすると
オレは「作詩のカオル」と「歌手のカオル」が別人なんだ。
作詩のカオルがどんなに苦労しようが
歌手のカオルが唄いたくなければ唄わない。
作詩のカオルが「あるメッセージ」を書いたとしても
歌手のカオルはあらためてその詩を読み返して
「歌手カオルとしての解釈」で唄う。
　
でも古い自分の曲をプライベートで聴いている時に
「その当時の風景」がよみがえることは多いよ。

オレの愛飲のロングピースは
「タール２１mg　ニコチン１.９mg」だ。
これはかなり強い方だ。
普通のセブンスターがタール１４mgかな。
　
オレはハイライトとかショートホープのような
「カライヤツ」はあまり好きではない。

これは以前も答えた気がするが。

いまオレが大好きなのは
「横浜中華街　安楽園の豚の角煮」だ。
安楽園はネオンや極彩色などの飾りがまったくない。
メニューや料金なども外からはわからない。
「中華街誕生と同時にずっとそこにある」ような風情。
料理屋というより高級旅館のようなカンジ。地味。
　
オレはここの角煮を食べて「オレがいままで喰ってた角煮って？」。
簡単にその料理の手順を。
まず豚バラ肉の「産毛」を丁寧にそり落とすらしい。
これをやらないと舌触りが悪くなる。また傷つけたら台無し。
だから「客の回転率」などを優先する店は
その行程自体を省くらしい。皮を捨てちまうんだな。
それから丁寧に皮をあぶって焦げ目を。
香辛料といっしょに蒸す。
それを煮汁にいれて出す。
　
ハッカクのニオイはほとんどしない。
からしもない。臭みがないから。
３層に別れている。
焦げ目のついた部分と真ん中と下。
下の部分は「やわらかい豚肉の味」がいい。
真ん中は「脂身の具合」がすごくいい。
そしてなんといっても皮と肉の間にあるゼラチン質がべらぼうに美味い。
　　　　
ただ値段は高い。
小２５００円〜大７５００円というカンジ。
小だと大きい角煮が５つ。でも喰うと高くない。
店主には「中国製のパンに挟んで喰うともっとうまい」と言われたが
まだ試したことはない。
　　　
ちなみに店に入るとカウンターのところに
「本日は麺類できます」とあるので出来ない日の方が多いのだろうか？