オレが知りたい。
モテモテマンになりたい。
　
「万人→男子全員に共通」と判断して回答する。
ちょっとその前に。
　
女性が気にしている「おっぱいの大きさ」なんだが。
もちろん「おっきいの命」というフェティッシュ（フェチ）もいるが
ほとんどのオトコは「大きさよりバランス」を重視している。
オレも同感だ。
逆に下着などであんまりにも「偽造」すると
オトコは実物を見た時にその落差にがっかりする。
　
これ大事。テストに出るよ。
　
萌えポイント。
「その女性がその女性のパーソナリティ（個性）で
　ココロからの気配り／思いやり」だと想う。
喋るのが苦手なオトコには自分からそっと話しかけて
「喋れなくていいんだよ」というムード。
喋りまくるオトコには「ちゃんときいているよ／話の腰折らないよ」。
例えばそんなコトだと想う。
　
まあ最近の若い男子がガッツがなさ過ぎる。
「やりたいならやりたい」と直球を投げる。
「お姉さん。ボクにはあなたが魅力的で
　もしよかったら抱き合うのが前提でデートしてくれませんか？」と言う。
女性は「質問が明確」だからイエスかノーか言いやすい。
　
逆にモゴモゴもじもじして（そういうのが好きな女性もいるが）
回りくどい変化球を投げると相手はめんどうくさくなる。
女性はきっと「強いオトコ」が好きなんだ。
ただその「強さのカテゴリー（種別）」はヒトによって違う。
チカラ／意志の強さ／勉強／努力／才能／遊び／優しさ
それらのなにかが突出して徹底しているという「強さ」だ。
　
男子がんばりなさい。
これからの時代は
「風穴を開けてくれそうなオトコ」がモテる。
会議などでムダなこう着状態の時に
「ちょっと出前でもとって休もう」など言えるオトコ。
　
ちなみオレは「女心」がまったくわからない。
だから考えずに等身大の自分丸出しで恥をかく。
さらけだして笑われたりバカにされたりすれば
そのオンナはオレにとってまったく必要がないので去る。
逆にその恥をフォローしてくれたりすれば
オレのココロは「萌え」になる。
　
では。

実はこの１年ぐらいぜんぜん本を読んでいない。
　
古本屋に生まれたので本に囲まれていた。
小学校の１年生で「たかしのさくせん」という本を読んで
「不思議な消しゴム。テストの解答用紙。
　書いた答えを消す。正解だと消えない」というものを
つくったりした。
　
１０歳ぐらいの時に星新一さんの「きまぐれロボット」という
短編集に魅かれてそれから活字中毒になった。
多い時は月に２０冊以上は読んでいた。
フトンの中。電車の中。風呂の中が読書場所だった。
　
勝手に筒井康隆さんの文章から「着想／発想」を学び
村上龍さんに「ロック」を学び
村上春樹さんに「それ以外のすべて」を学んだ。
オレは生涯村上春樹さんの作品だけ読み返していいと想っている。
　
オレの文章には句読点の「、」がない。
正確な記憶がないのだけれど２０代の後半ぐらいに
「はて？この息継ぎのような「、」は
　いったいどういうリズムで打てばいいのだろう？」と悩みだした。
様々な作家の本の「、の位置だけ」を読んだりしたのだが
ますますわからなくなった。
　
筒井康隆さんが「、はいらない」という主旨の
短いエッセイがあり
「わかんないまま適当マシーンで、を使用するより
　使わない方がいいや。そのうちわかるさ」と。

あったかもしれないが覚えていないんだ。
　
吟遊詩人というのは中世のホメロスのように
詩や曲をつくり旅をしながらうたい紡いでいく。
そんな暮らしに憧れていたけれど
オレにしてみれば「ちょっとカタガキがすごすぎる」ってカンジで
「チンピラ詩人あたりが妥当だろう」と。
　
文系ロッカーというのも気に入っているし
「セックス／ドラッグ／ロックンロール」のパロディで
「セックス／ドラクエ／ロックンロール」も好きだ。
　
まあ「カタガキ」なんてものはどうでもよくて
「猿回しの猿」のだな。
（ただし操るのもカオル。
作品をつくるカオルがいてそれを表現するカオルがいる）
京都のライブでも喋ったけれど
オレたちバンドマンは言いたいことを言って
楽しんでいい服を着てカネをくれという僭越な商売だ。
お客様が日々働いて稼いだお金を放って頂いて
そのおこぼれで生きながらえている。
　
だからオレは生活のすべてが「詩」でいたいし
その一挙手一投足（いちいち）がレインブログもはじめ
みなさまの生活にささやかな喜びを与えられるように暮らす。
それをただひたすら繰り返していく。
　
感謝しています。

あなたの言うようにこれは質問ではなく「懺悔」だね。
レインはにゃまままま〜とあっさり赦すよ。
　
そしてすでにご自分で「解決方法とその実践」をしているようだ。
　
まあオレ自身もガキの頃は
オヤジが酔っぱらってるのを見計らって財布からカネを盗ったりした。
　
さて。
頼まれてもいない回答を。
　
「アレはワタシのモノではない」という回避方法。
オレは想う。
「これは短期的には有効だけれど長期的には逆効果なのでは」と。
心配するな。
オレは自分が疑問や懐疑を持ったモノを指摘する時には
基本的に「代案」を出すから。
　
お姉さんの靴をみる。
「ああ。素敵な靴だ。また黙って借りちゃいそうだけれど
　アレはワタシのモノではない。お姉さんのモノだ」
回避できる。
さて。
それが「現金」の場合だとどうだろうか？
現金にはあまり名前は書かれていない。
　
例。
レジをうつ。
朝から夕方まで。
だんだんコインもお札もレジにたまっていく。
こんなにたくさんの現金があるのだから
２枚ぐらいならバレないのではないのか。
客の途切れた時間にふと想ったりする。
　
この「バレなければいい」と「現金の匿名性」によって
「消えた年金事件」がおこったのではないかとオレは想う。
ぜんぶ１０兆円ある。
ここの数字をちょいと操作すればわたしは１００万円を手に入れられる。
他のヒトもやっているみたいだし
１００万円はわたしには大金だけれど
全体からみたら少し。バレないと想う。
　
そういう「小さな罪」の積み重ねで年金記録は消えたのだろう。
「夢」をあきらめて「安定した老後」を選んだヒトビト。
安定した老後に希望をもって節約しながら生きてきた。
それが突然「なんかなくなっちゃった。ははは。ごめん。
　誰のせいとかわかんない。ごめーん。え？
　いや。もう使っちゃったから。お金に名前かいておいた？
　書いてなきゃダメだよ〜」
　
わかるかな？
　
それと「ワタシのモノではないから盗んではいけない」というのは
すこし「罰のにおい」がする。
ヒトは罰則で縛ってはダメだ。
　
じゃあどうするか？
　
自分の私物を家族や友人が借りにきた。
その時に「どういう言われ方が嬉しいか／嫌か」と考える。
自分が嫌なことはしてはいけない。
　
ある日。
あなたはデーとに行く。
前日から服喪靴もアクセサリーも選んだ。
朝からシャワーを浴びて磨き上げる。
カラダを拭いて浴室から出ると服も靴もない。
あれ？
どうしたんだろう？
困ったわ。
しょうがない。しょうがない。
他の服にするしかない。
　
デートが終わり帰宅するとその着ていくはずだった服が
なんとなくその辺に置かれている。
他の服と服の間になんとなく放り出されている。
　
わかるかな？
　
例えば。
「お姉さん。その服がすごく気に入ったので
　もしもお姉さんが今日明日着る予定がなければ貸してくれませんか？
　ちゃんと洗濯をして返しますから」
　
こんな風に言えたら。
姉妹で服を買いにいく。
お金はそんなにないからひとりひとつ。
そしてそれを「使わない時は交換しよう」と約束する。
例えば「こんな理想型になるためにはどうしたら」と
自分を「希望で拘束」する。
罰則ではダメだ。
　
それが想像力だ。
　
わからなかったらまた質問くれ。

「永遠の後」が読みづらくてわからないけれど
  オレはたぶん「ない」な。

永遠永久不老不死などのモノはいらないんだ。
どっかで終わんないとさ。
erosの「ガソリンボーイ最後の仕事」にも書いたけれど
〜確かに死ぬのは怖いけど
ずっと死なない方が怖いぜ〜
　　　
それでもあえて答えるなら
「争いをなくせるチカラ」かな。
「もし／仮定」だから贅沢にいこうか。
そのチカラは分裂してコピーしてみんなで共有できるんだ。
　　　
誰も怒鳴ったり人を殺したりがなくなったらすごくいい。

どんな神にもできなかったコトだ。

カオルの激論。

これはオレの美学では「ケンカするべきところ」だな。
「まずわたしの言い分を聞いて下さい」と。
ただ「その時間が充分に取れるかどうか」を判断しなければならないぞ。
忙しい時には説明したり訊いている時間がない場合もあるからな。

このケースは「話し合い」だ。
それによって「わたしのミス」が発見される場合もある。
また上司が「気分で怒ってただけ」がわかるかもしれない。
これ大事。追求すること。
この「感じ」に慣れると「未熟な社会人」に成り下がる。


そしてお母さんのコトバはオレには非常に悲しい。
確かにそうかもしれない。
「社会は理不尽」なのかもしれない。
便宜上（べんぎじょう）そう考えてもいい。
でも。
母親なら「じゃあどう立ち回るか」を人生の先輩として語るべきだ。

だって「熟してない柿は渋いんだよ」と同じじゃんか。
そんなのわかってら。
じゃあどうやったら美味しく食べられるのか。
それを教えてよ。だ。

次。

これもヒドい。
ヒトを叱る時に「誰かと比較して叱る」のはよくない。
その仕事はどれぐらいの期間働いたのか。
覚えるのに時間がかかるけれど
身につけたらミスがほとんどなくなるヒトもいる。

あなたを「使えないからクビ」にするなら「申し訳ないがやめてくれ」でいい。
また「アナタを伸ばすため」なら
「具体的になにができていないのか。
　またそれはどうやって覚えればいいのか」を教えるのが上司だ。
そういう叱り方をするヤツは
叱られた方が「この少女が「〇〇ちゃんコンプレックス」になる可能性」を
まったく考えていない。

例えば「〇〇ちゃん」の名前を出すのなら
「こういうケースの場合〇〇ちゃんはこう対応しているよ」と諭すべきだ。

オレなら５０リットルぐらいの酢をそいつに飲ませる。


基本的にオレはあなたの感じ方が好きだ。
とても想像力がある。
汚されないようにすくすくと育って欲しい。

「オトナの社会」…。
それは、もしかして
ヒトと比べられたり、理不尽なコトで怒られたり
普通では「非常識なコト」が社会だと「常識」というコトですか?
　
違いますかね?;
　
これは、わたしがバイトをしだしてから感じたコトで出した考えなんです。。
　
カオルさんの言う「オトナの社会」とは、このようなコトですか?
　
教えてください。

久しぶりの超難問だな。
　
まず「国民共通のオトナの定義」ってのがないんだ。
法律では２０歳になればオトナだが実際は違う。
　
細かくやっていこう。
　
１「ヒトと比べられたり」
　これは自覚がないだけであなたもやっているんだ。
　「あの音楽よりこの音楽の方が好きだ」
　「あの先生と比べて前の担任の方がよかった」
ね。
オレは「比べる」というコトバのかわりに「基準」という考えだ。
例えば「金子マリさん／湊雅史」は「カネがとれる音楽家の基準」だ。
またお粥なら「謝甜記（しゃてんき／中華街）」が基準。
その「基準」と比べてある店のお粥はどうか。とか。
　
２　「理不尽なことで叱られたり」
これも「オトナの定義」と同じで「理不尽さの感覚」って個人差がある。
大半の国民が「鳩山は沖縄に対して理不尽だ」と感じているだろうけれど
少数だけれど「基地がないと商売ができないから」というヒトもいる。
　
ただ。
年齢を重ねていくと「理不尽なあつかい」をされるようになる。
「未熟なオトナたち」は「気分で叱る」ヤツが多いんだ。
ある失敗をする。
機嫌が悪ければ２時間ぐらい説教されるし
そいつの機嫌がいいと笑って「今度は気をつけてね」とか。
　
どんな気分でも相手が誰でも
「遅刻したらデコピン１０回」とできるのが「成熟したオトナ」だ。
　
３　普通では「非常識なコト」が社会だと「常識」というコトですか?
　
これも前述の回答と同じだ。
オレの感覚だと満員電車での通勤は
人権を無視した「理不尽で非常識で重役は車で出勤しやがって」と感じる。
でもあるヒトは「社会人は満員電車は常識。女子は化粧すべきだ」という。
　
だから「１６歳のあなたの当たり前（普通）」が感じる「非常識」も
あくまでも個人的な感覚で
言いたいことはなんとなくわかるんだけれど
この質問に対しては「もっと具体例がないと答えられない」になる。
　
４　カオルのいう「オトナの社会」というのは
　　「未熟なオトナたちが気分で部下を叱り
　　　一般常識を盾にした（虎の威を借りて）言動」だ。
　
　　「カオル君。煙草はカラだに悪いらしいし駅前で吸わないのは常識だよ」
　オレはこういうモノの言い方が大嫌いだ。
　そこに「自分のコトバ。美意識」がないからだ。
　「普通／常識」の名の下に正義をふりかざすヤツらがいるんだ。
　
接客業。
無茶苦茶なクレーマーがいる。
他の店員もみんな持て余している。
ある日あなたがキレてクレーマーと戦った。
　
ところが上司は「お客様になんて失礼を。謝りなさい」と言う。
　
オレに言わせればこれはすごく理不尽なんだ。
「まず部下を守る。
　そして上司として部下をコントロールできなかった自分が謝罪」
これがオレの常識だ。
極論を言ってしまえばそんなクレーマーは来店してくれなくてもいい。
ずっと来ないで欲しい。
みんなチビチビストレスが溜まる。
オレなら誉める。
ただ店のイメージとして客に「アナタが悪い」と言い放つのはダメで
「謝罪をした上でお客様にも考えて頂きたい」と言わなければ。
　
まあこの辺でかんべんしてくれ。
　
オレ自身「社会」とはうまくやれないし
一般常識もないし
「反社会人」だから。

１０日間限定で今と違う所に住めるとしたら
どの街で生活してみたいですか？

沖縄かハワイの田舎の海辺。
映画「コノハナカウボーイ」みたいな。

ただ「１０日限定」だろ。　
上記のは「永住に近いカンジ」だからなあ。

そうだな。
イラクやアフガニスタンの最前線の街。

ここ数年で少年犯罪が増えているとききました。
カオルさんはどう思いますか？

ここ数年で少年犯罪が増えているとききました。
カオルさんはどう思いますか？

回答２　あのね。
政府の統計によると「オレの生まれた昭和３９年」が
少年犯罪がいちばん多かった年なんだ。
ただチカゴロは動機や内容が
陰湿で短絡的だと想う。
　
よく「誰でもいいから殺したかった」というバカがいるけど
どうして老人や女子／子供を狙うんだろう？
誰でもいいなら汚職官僚とかにすればいいのに。
　
日本は「検挙率が高い」と言われるが
オレは「国民がおとなしいだけ」と想う。
昔だったら大学生たちが国会前に座り込んで
「米軍基地国内移設断固反対」とかやってたよ。
　
想像力とガッツがたりねーんだ。

igor_s

情っていうのは何となく分かるのですが、愛というのは分かりません。
愛してるってどういうことですか。

これはオレもずっと悩んでいるんだ。
　
本題に入る前に余談。
「愛している」というコトバは
ほとんどのミュージシャンのアルバムに２回ぐらいは使われているのではないか？
オレはこの「猛烈に手垢にまみれたコトバ」にずっと苦戦している。
清志郎さんが「あいしあってるかーい」と叫ぶのはパロディだ。
ジェームスブラウンの決め台詞「Do you Love me?」をパロディにした。
まあ「記号化」してしまったわけだな。
　
オレも「swing」の中で愛してるを連呼し記号化しようとしたがうまくいかない。
新曲の「月並み」で「月並みのコトバだけれど愛している」と書いた。
ワルくはないけれどゴールではない。
　
オレたちがガキの頃は
「愛してるってのは大好きより好きだってこと」と女子が言ってた。
好き→大好き→愛している　という図式らしい。
　
さて。
回答だ。
あなたはなにかに対して（モノでも曲でも自然でも動物でもなんでも）
「愛しいな（いとしいなあ）」と感じることはありますか？
オレはその「愛しいなあ」が「愛なのでは」と現状では想っているよ。
　
ある母子の会話。　作カオル
　
ニンジンは好き？
えー嫌い？
ジャガイモは好き？
うん。大好き。
カボチャを愛している？
えー。意味わかんない。
そこに農家のおじさん登場。
「オレはな。このカボチャをつくった。
　たくさん手をかけてつくったから愛しい。
　だから残さずに食べてね」
　
どーよ。
　
あ。
超想い出した。
「ロザリオの冒頭の４行」でオレはすでに「自分なりの回答」を出していたんだ。
　
わたしはあなたを愛してる
「愛の意味」なんてしらないけど
あなたの無茶苦茶なやりかたも
いとしくなるからたぶん愛している

ジェネレーションズの歌詞カードには
「コンビニとファーストフード」とありますが
音源では「写真屋とファーストフード」になっています。
なにか秘密のようなものがあるのですか？

うむ。秘密はない。
だが。「理屈」はある。
　
オレは楽曲にもよるけれど
「どうして同じ歌詞しか唄ってはいけないのだろう？」と想っていた。
もちろん「１行も１文字もいじったらダメな歌詞」もあるけれど。
　
ジェネレーションズのその場所は
「懐かしい場所がヤツらのセンスで
　気に入らないモノに変化してしまった」という内容であれば
なにを唄ってもいいと考えた。
　
最近は「はじめて彼女とRCサクセションを観た渋谷公会堂も
　いまじゃCCレモンホールとか言うダサい名前になった」とか
「はじめてあの娘といちゃいちゃしたカフェバーも
　高級でお上品なフィットネスクラブになった」などと唄っている。
　
ライブによく来ているお客さんならわかるけれど
オレはかなり「その場のカンジ」で歌詞を変えている。
　
あと。
ジェレーションズは細部を変えて唄いすぎて
「オリジナルの歌詞を忘れちゃった」という理由も。。。　

カオルさんは「ぬるめの」お風呂にゆっくりつかってますか？
身体を温めると、身体だけじゃなくて
心も綺麗になって気持ちよくなるよ！

ベイビー。銭湯はぬるくないんだ。
江戸っ子風に言えば
「湯が（ゆぅが）肌に食いつくぐれーじゃねーと。
　若い野郎が（わけーやろーが）水でうめようっとすっと
　怒鳴りつけてやるんだ」
　
実家にいる頃はまだ水にちかい状態から入って
本を読みながら熱くなるまで湯船にいるのが好きだったけど。
　
いまは「１０日で６日ぐらい」しか風呂に入ってない。
だからオレのココロは綺麗じゃないのだろうか？

カオルさんの理想の女性のタイプとか
結婚についてなにかありますか？

まず結婚について。
オレはあまりこの制度に意義も魅力も感じていない。
結婚を「ゴールイン」と呼ぶのは嫌いだ。
ゴールではなくむしろ「これからがスタート」だと想う。
オトコにとってはある意味「ゲームセット」かもだが。
　
逆に訊きたいんだ。
どうして結婚にこだわるヒトが多いのだろうか？
別に入籍しなくても同棲でも「ふたりのよい関係」は育めると想う。
よく「できちゃった結婚」（ネーミングはひどい。
　せめて「授かった結婚」ぐらいに）というが
オレにはむしろそういう結婚の方が「健全」だと想う。
子供ができた。育てよう。「結婚というプラスの制度」を利用しよう。
オトコはもちろんオンナもギリギリまで働こう。
素敵な家族をつくろう。
　
オレは「同棲」を勧める。
３〜４年暮らしてそれでうまくいくなら結婚もいいだろう。
オレは１度離婚して２度同棲にしくじっているオトコだから
もっと「ちゃんとした人」に訊ねた方がいい。
　
理想の女性のタイプ。
これは４０代になってからすごく変わったな。
若い頃は容姿もすごく重要だったけれど
最近は「ムード」に尽きる。　
その女性といると安らぎ
楽しくなり性欲も感じる。
オレは話すのが大好きだから控えめなヒトが好きだ。
　
理想のタイプ。
「趣味は苦労とカオルの世話です」
　
以上。

カオルさんの好きな駄菓子は？

ガキの頃は常連だった。わくわくした。
チビッココーラ。試験管のような中に入った原色のゼリー。
イカ。絶対に当たらないクジ。ちいさなカップラーメン。
禁止になった「チクロ」が満タンのお菓子。
スモモなんか喰ったらクチが真っ赤になる。
選べない。
　
オレの町はヒエラルキー（階級）の差が激しかった。
代議士や芸能人のコドモ。長屋。ヤクザのムスコ。
いちど代議士のムスコがカップラーメンをあけて中を見て叫んだ。
「うげ。砂だー」。オレたちはこしょうだと想ったが
金を持っている彼はその場で捨てた。
オレたちは例えそれが砂でも喰っただろう。　

私は「ヒトの目」を気にしてしまいます。
カオルさんはヒトの目を気にしますか？
またこのことで想ったコトがあれば教えてください。

若い頃は過剰に人目を気にしていた。
太宰治の小説のように「ヒトに求められていることを演じた」も。
嫌われたくないとかそういう感覚もあった。
　
でもライブをはじめるようになって少し変わった。
人前に出て唄うのだから気にはなる。
でも「媚びるバンド」は醜いと感じた。
自分はどうだろう？媚びているか？それは嫌だ。
　
それからずいぶん時間がかかったけれど
人目がまったく気にならなくなった。
オレのことを優しいヒトだというヒトもいる。
見た目が怖いというヒトも。繊細だというヒトも。
奇才とかお調子者だとか。
　
そんな「他人の評価」を気にしていたら不自由になる。
ある場合のオレはネコに噛み付くネズミのように蛮勇だし
ある場合のオレは神経質な草食動物より臆病だ。
　
だから便宜上（とりあえず）オレは「風みたいなもんだ」と考えた。
オレはただ吹く。凪いだり吹き荒れたり気ままにやる。
それを「自由」と感じるヒトもいれば「自分勝手」と想うヒトも。
「前髪が乱れて嫌な風」「涼しい気持ちのいい風」
誰にどう想われてもかまわない。
オレは自分のスピードで気ままに生きるだけだ。
　
余談。
「世間体」と言うコトバがある。気にするヒトも多い。
でもそんなに世間に気を使って「世間」がなにをしてくれる？
　　　
ある医者と看護婦がいた。ふたりは結婚前提に交際していた。
医者は家族にそれを話す。両親が全否定する。
「身分が違いすぎる。看護婦風情と結婚なんて」
医者は看護婦に「両親の意見」を告げる。
これは実話でオレには「ふたつの愚か」がみえる。
　
まず両親の「看護婦風情」という価値観。
たぶん白人以外の女性と結婚すると言ったら人種差別するだろう。
そういうヤツらに限って「国際社会」とかほざくんだ。
　
ふたつ目の愚かは医者だ。
情けない。
「ボクはパパとママにキミと結婚するなといわれたよー」
死ね。メスで自分を解剖して脳を治せ。麻酔なし。
かっこわるい。
「両親はこう言った。でもオレはオマエが好きだ。
　駆け落ちしちゃおうぜ。病院なんかどこにでもある」
かっちょいい。
　
おしまい。

朝起きていちばん最初に飲みたいものはなんですか？
私は月並みに水です。

基本的にはオレも水だな。
だけどレインハウスで暮らすようになってからは
「前日のカップの水分」だな。
お茶の場合もあるしコーヒーやノンアルコールビールの時も。
ライブでは紅茶の場合が多い。
　
チカゴロはノンアルコールビールをけっこう飲む。
断酒をして１ヶ月ぐらいしたら
それまで嫌いだった「甘いもの　ケーキ」などを喰うようになった。
精神科医に訊いたらそれは当然だと。
脳の栄養は糖分だ。いままで酒で補っていた糖分がなくなったから
甘いものを欲しがるのは自然なこと。
ただアルコール依存症のヒトは「甘いもの依存」にもなりやすい。
　
オレはウツの時期は特に「甘いパンなど」しか食べなかった。
寝る前に甘いものを食べないとダメだった。
朝早く空腹で目覚めるとコンビニで甘いものを買った。
　
因果関係はわからないが
ノンアルコールビールを飲むようになって
ほとんど甘いものを食べなくなった。
レインハウスの床にはパンやゼリーのゴミがあふれていたのに。
成分表をみると「果糖ブドウ糖」がはいっている。
　
ノンアルコール依存症だ。
でも「ホントの酒」への欲求はない。
アルコールはオレには関係のないことなんだ。
異国の僻地の山奥でちいさな虫が鳥に食べられたコトが無関係なように。
　
アル中のみなさんへ。
カオルは断酒して６年過ぎた辺りで
この「無関係」という感覚にたどり着きました。
「飲むか飲まないか」という選択肢自体があると迷います。
その感覚自体「酒にとらわれているのでは」と想います。
だからヒトが飲んでいてもまったく気になりません。
その飲み物はオレには関係のないもので飲んではいけないものだから。
でも酔っぱらいは嫌いです。
昔の自分を想い出すから。
　
次。　

行ったことのある家から一番遠い場所は？

沖縄か香港。
距離がわからないので。
　
沖縄はすごく気に入った。
寒くないのがいい。
オレは「ここは日本ではなく琉球王国だ」と想ったよ。
そして唯一「地上戦」のあった場所。
いまは基地もあり沖縄の民は「本土」に（やまとんちゅー）に
好き勝手やられてきた。
現在の天皇夫妻は沖縄のことを真剣に考えている。
沖縄は特別な場所なんだ。
　
　
香港には３週間ぐらいいた。
中国に返還されてから壊された世界３代スラムのひとつ
九龍城に部屋を借りていた。
裏DVDRにはそこの風景が映っている。
絵日記も書いた。
書き出したらキリがないのでやめておく。
ネイザンロードの脇道の美味い食堂とか
あの辺の地図はアタマに刻まれている。
　
沖縄も香港も機会があればまた行きたい。