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毒舌〜どくじた 第五回
「時々すべてが無意味に思える」
これはわたしの「ジェネレーションズ」と言う歌詞の出だし。
唄うこと・生きること・万が一金持ちになったら。
本当にすべてが虚しく思えるときがある。
そしてこう続く。
「それでもボクらは唄を作る」
唄を作ることがオレにむいているのか才能のようなもののカケラでもあるのか。
それすら認識できていないけどやっぱり唄を作る。
さらにこう続く。
「そういつの間にか小さなキズが増えたけど
かまわないさ歩いていくんだぜ」
キズがカサブタになり随分タフになったつもりだと思ってたけど
ささやかなことでヘコんだり世の中の矛盾に軽く絶望してしまうときがある。
オレの友達は安い給料でこき使われてるし
可愛いあの娘をキズつける理不尽な事件も多いし。
だからすべてが無意味だとしても闘わねばならんのだろう。
友人やあの娘が笑う瞬間を少しでも増やすためにな。
なあ相棒。寺田町よ。潤さんよ。
いまさら生き方変えるわけにはいかねーんだよな。
旗振った以上やるしかないんだよな。
ヤツらにひと泡吹かせるしかないんだよな。
雪が降っているよ。すべてを白く塗り替えてくれりゃあいいのになあ。
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